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忘れた頃にやってくる、チャイナのおもひでコーナーです。
今回は二日目。張り切ってどうぞ!
まずは、素敵にサスペンションがイカれたバスに文字どおり揺られて初日に案内してくれた大学生等の通う大学見学へ。
なぜそんなところへ?と思いつつも有無もいわせず連れて行かれる。
そして、その学生さん達と再会し、図書館やら庭やら校舎を案内される。
途中【そんな歌じゃない!というほどあま~い『花の子ルンルン』をおみまい】されたり、
図書館で、常木が【素敵声に耳元で流行ラブソングを歌われ、さらにその意味をささやかれる】、私が【吐息がかかるほどの位置で肩に手を回されつつ日本語を教える】という
チャイニーズボーイ達の過剰なスキンシップによる洗礼が襲いかかったが、
どこを見せられても うん、だから? の疑問は消えない。
続いて、突如として現れたヒゲ(でも男前)に書道を披露される。
激巧で逆に引く。
終いにゃ、お前も書いてみろと言われ、なぜ俺が?と思いつつ御世話になっている手前断れず。
さめざめとした雰囲気の中、「ンぬおぉぉー」と奇声を発しながら無理矢理テンションを上げようと試みる。
後方にさりげに映っているのが、私の書いた
『人のふり見て我がふり直せ』です。
なぜそんなもんを書いたかと言えば、ヒゲが書いた格言を日本語に訳するとだいたいそんな意味だから。
そんな理由で書かされて、おまけに超絶上手い書の隣に並ばされる私の身になってみろ。
その上、ヒゲが書いた書をくれるという。
そうか、くれるのか。コンパクトに巻いたとしたって1㍍はあるこの書をくれるのか。
喜んでいただこうじゃないか。
大学を後にして向かったのは、テーマパーク。
どこに行くのか、と何度聞いても返ってくる答えはひたすらテーマパーク。
結局なんのテーマパークなのか知らぬままに入場料をしっかり取られて入る。
ご覧の通り、いっそ心地よいほどの寂れ様。
人っ子一人いない。
たまに、やけに極的に中国っぽい建造物がドーン。
園内全体を笑えるほどシュールな雰囲気が漂っている。
その雰囲気にさっきまで「あそこは楽しいヨ」と語っていた地元民共も苦笑い。
他の選択権もなく、ひたすらおみやげ買いに走る私達。
だって空港が工事中でここを逃したらもう土産物が買えないっつうんだからそりゃもう必死。
その園内で京劇チックなショーが見られるというので、多少の期待感を持ちつつ待機。
しかしながら、どれだけ待ってもショーは始まらない。
どうやら役者が遅刻。ちゃんとしろよ…。
たまりかねたシャオシェン(御宿先生の奥様)が「いいから今いるだけの奴で始めてしまえ」と猛合議。
役者も負けじと奥から怒鳴り返す。
そんなやりとりの後で優雅に碁を打つ人々。
手前の赤い衣装の男、れっきとした出演者ですから。
のんきに碁打ってンじゃねぇよ、あーん?
結局見たものと言えば、なんだか良くわからない建造物と、土産屋台と、牛の糞だらけの広場。
入ってみても結局なんのテーマパークだったのかはわからず終い。
その後、市場やお茶屋さんを回って食物系のおみやげ選び。お茶屋さん楽しかったナァ。
行きたくもない蜂蜜屋にも連れて行かれ、買え買えと進められるが、買えねぇよ、そんなでけぇ瓶。
どうやって持って帰れと言うのか。
なんだか高級ホテルで夕飯を食い、お礼にと先生方におごってやる。
常木さんトマトスープに泣く。(トマト嫌い)
よくがんばったね、お前はえらいよ。
歩き回ってクタクタでホテルに帰り、シャオシェンが買ってくれたサトウキビ(激旨)を頬張る。
常木さんの化粧デビューをプロデュースし、ご満悦。
そして、お茶屋にヒゲの書を忘れてきたことが発覚。
オヨヨなままメインなはずの二日目終了。
初日のおもひでをあっさり書きすぎたことに気づいたので、追記しておきました。
ま、内容はあんまりかわらんが。
やつら屁とうんこと痔の話しかしなかった。
過去のキスシーンばっかり集めたVTRも見たけど。生ナックスハリケーンも見たけど。ミハルの再現も見たけど。おまけのHONOR生予告も見たけど。アブラハム踊らされたけど。
普通に喋ってる(何のか役じゃない)大泉を生で見たのはそういや初めてだな。やっぱりしなっと立って悪態ついてたな。
それにしたって、彼が、その他四人が、なんかするたび会場中キャア~!!だもの。黄色い声援だもの。いやー、なんか途中からおもしろくなっちゃった。あー、このおっさん達アイドルなんだな、と。洋ちゃんが投げキッスしようもんなら凄いもの。
やー、でも大泉洋ってのはすげぇな。あの人ものすげぇよ。馬鹿の技術特級免許持ってるんだ。馬鹿を巧みに操るんだな。おもしろいもん。改めて惚れなおしたね。
比べてヤスケンは存在がおもしろいんだな、と。喋る、とかっていうじゃなくて黙ってなんか普通の行動するだけでおもしれ。
いやー、ナックスいいよなー。楽しそうで。
三月のHONORが楽しみだ。
その後、河坊街という杭州で最も古い街(今や超観光名所)に寄る。
お茶屋さんの素敵パフォーマンスが写真に撮りたくて、何度も試みるが、何度やってもナイスタイミングでしらんオッサンが通り過ぎ、どーんと写りこんでなんにも見えない。
いろんなお店があったけど、多少雑貨を買って終わり。
魅力的なのは店の内容よりも伝統的な建物だったようだ。
して、大学生達と別れ、御宿先生のお宅へ。
とっても凄い夕食をご馳走になる。
参鶏湯やら、肉まんやら、豚の煮たやつやら、さかなの揚げたやつ。
さかなが甘辛くてとってもうまい!
そして、土鍋一杯の参鶏湯が何よりうまい!!
先生の奥様と、その母上様が作っていてくれたみたい。
ものすごくありがたかった。
ありがたかったけど、とにかく量が多かった。
私達の胃を破裂させる作戦会議でもされていたのかと思うほどの食わせっぷり。
でもうまいからくえるんだ、これ。
デザートの暖かいフルーツポンチみたいなやつ(写真手前)の作り方を教わった。
とっても簡単。今度鎌田子どもに食わせてやるな。
豪華ディナーの見返りにと、先生と一緒に作ったクリスマスツリー。
でも先生が電源爆破したのでライトオンならず。
日本と電圧が違うので変圧器を通さなきゃいけないのだけど、
ほんの直前までその話をしていたのだけど、
見事爆破。
ほんとボンッて音がした。
後日、日本に帰った私が、同じ型のものをエンチョーで買って送ったら、
無事点灯してくれたそう。
よかったね。
それにしたって先生のお宅は凄かった。
マンションの1フロアを2世帯で区切ったひろーいお部屋。
しかも床は総大理石。
天井にはブルーのライト。星が瞬く。
病院の待合室ですか、みたいなとんでもなくでかいテレビと高性能DVD。
セレブだ。セレブリティーだ。
物価が安いから実現できるんだそうです。
俺もそんな生活がしたい。
そんで満腹でホテルに帰る。
これが五つ星ホテルの部屋だ!
どうだ、愚民共!
これを逃せば、二度とお目にかかれないぞ!目に焼き付けておけ!
なんならインサイトで見ろ!
もしくは写輪眼を発動しろ!
バスルームにはなんか昆布みたいのがたくさん入ってるチャイニーズソープが完全完備だぞ。
テレビでは世界中の番組が見られるんだぞ。
NHKだって見られたんだぞ。
そんなんいらないからもっと安いホテルに泊まりたかったぞ。
おかげで凄くひもじいぞ。
でもいい経験だったぞ。
ベットがふかふかだったぞ。
そんな部屋で、満腹だ、と言っているのに奥様が大量に買ってくれたなんの実だか良くわからないフルーツ(ライチみたいでうまい)をもそもそ食って、もそもそ就寝、もそもそ初日終了。
小舟に揺られること20分ほどで西湖にある島に到着。
そこにあるのが三潭印月。
なんでも月が三つに割れて見えるという凄い場所。
でも昼間に行ったから関係ない。
しかし、そこの建物や、庭や、植物なんかが、異様にいい雰囲気。
ザボンかなんか、すげーでかい柑橘系の実がなった木とか、オウムがいたりとか、わけわからん感じもあったが、
全体的に凄く素敵。
窓の木枠一つとったって、凄い作り。
三潭印月には、なんだか言い伝えがあるらしく、
「心と心が繋がり、永遠に共にある」みたいなロマンチックな意味のある場所みたい。
でも居たのは団体で来ていたオッサンばかりでした。
帰り道もやはり船に乗る。
一緒に行った友人常木の両隣は現地の大学生(美声)だっていうのに
オレの隣はこうだ。
『老人と湖』
噂のカッパ、御宿先生。大好き。